数字の暗号~序章~

 私たちが知っている数字0~9までの10個の数字には、「数」としての意味だけでなく「文字」としての意味や役割が隠されています。こちらでは、10個の数字の隠された側面についてお話していきます。

数字の持つ「数」と「文字」の捉え方について

 私たちは、数字を見ずに一日を過ごす日はありません。朝、目が覚めるところから目覚まし時計、テレビを付ければデジタル時刻。朝食をとって出かけるまでに「あと何分あるからこれをやろう」など、数字にはお世話になりっぱなしです。そんな数字達のことを私たちはどれくらい知っているでしょうか?

数字を文字として無意識のうちに認識しています

 いつでもそばに寄り添ってくれているのに、私たちは、まるでそこにあるのが当たり前であるかのような扱いをしています。それくらい「数字」は、私たちの生活に溶け込んでいるのです。

 普段私たちは数字を右脳で「数」として捉えていますが、たまに左脳で「文字」としても捉えることもできています。それは、「ラッキーセブン」とか「末広がりの八」など、数字の意味を気にするときです「4=し」「9=苦」と捉え、アパートに104とか109がないといのもザラでした。他にもお買い物のレシートにゾロ目が刻まれていると「なんだか幸せな気分」になったり、デジタル時計のゾロ目を見つけると「何かのメッセージかも」なんて思ったりもしますね。

モノに宿っている数字によって、その役割が違ってきます。

 例えば「スマホ」です。「あなたのスマホがどんな役割を持ち、どう使ってあげると喜ぶのか」それを知るためには、スマホの11桁の電話番号を一けたになるまで足すと判明します。ちなみに私のスマホは「4」になります。

 私のスマホの役割は、日記や予定帳の役割、私の秘書のような役割があります。現に、私が自分に必要だと思っていることが、このスマホ一つで管理できるようになっています。家計簿や日記だけではなく、銀行の口座管理やクレジットカードの管理、読書もこのスマホでできるようになっています。私のスマホはそんな役割ですので、ゲームアプリは全く入っていません。「4」という数字を読み解くとこんな感じです。

 他にも、マンションの部屋番号、階数、番地、郵便番号、車のナンバー、通帳番号、マイナンバーカード等、探すと、意外とたくさんの数字に囲まれていることが分かります。このように、自分の持ち物すべてに宿っている役割を理解して使ってあげることで、機能以上の役割を発揮して私を助けてくれるのです。

世界経済を牛耳っているのはユダヤ系の人々

 そうはいっても、日本人は理論的に理解することを好む傾向にありますので、私が「数字には文字の役割がある」と広めようとしても、信ぴょう性がありませんよね。そこで、少し、この数字占いの歴史についてお話しようと思います。この数字占いの歴史は2500年ほど前に遡ります。

数学者のピタゴラスによって体系化されました

 ピタゴラスという名前を誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?数学者であるピタゴラスが一般人にはとけないような数式から体系化したのが「カバラ数秘術」といい、私のお伝えしている数字占いの起源になっています。そして、このカバラ数秘術を使って生計を立てていた人たちがいます。それが、ユダヤの人々です。

カバラ数秘術は錬金術

 ユダヤの人たちには「流浪の民」という別称があるように、土地を持たない民族でした。そこでピタゴラスの体系化したカバラ数秘術を使って商売を始めます。それが金融業です。そしてやがて、カバラ数秘術が錬金術と呼ばれるようになります。それからしばらくは、この錬金術はユダヤの人たちに牛耳られてその秘密を隠されてしまいます。ところが、色んな歴史を経て、現代このカバラ数秘術が活用されるようになりました。

私たちの近くにもユダヤ系企業が沢山

 ネット時代ですので、検索すれば色んな情報が得られますので、興味のある方は探求してほしいのですが、ここでは軽く、私たちの身近なユダヤ系の企業をご紹介します。一番壮大なのは、世界の経済を牛耳っている「ロックフェラー家とロスチャイルド家」の二大財閥です。身近な企業としては「マクドナルド」「スターバックス」「アフタヌーンティー」。フェイスブックのマーク・ザッカーバーグをはじめ、アップル、マイクロソフト、グーグルなども創業者がユダヤ人であることがわかっています。

カバラ数秘術というヒミツの知恵を活用すると

 ユダヤ人は、自分たちの民族が生き残るための知恵を代々受け継ぎ活用することによって、迫害されても人体実験されても「現実的な成功」を手に入れてきました。そして、現代、その知恵が世界中で活用されるようになったのです。かの有名な「マドンナ」も専属のカバリストによって世界ツアーなどの日程や開催時間などを決めているというのは有名な話ですね。このカバラ数秘術は、今や私たち庶民にも活用できるように解読されているのです。

数字にも性別や長所短所、得意不得意がある

 数字にも「文字」としての側面があるというお話をいたしたが、ここではもう少し掘り下げていきます。私たち人間に性別があるように数字にも性別があるのです。

数字の性別と性質について

 ズバリ!!「奇数が男性性」「偶数が女性性」です。奇数は「割り切れない」「余りが出る」特性があります。余りの「1」が男性性を象徴しています。奇数はいつだって安定しない短所がありますが、自由に動き回れるフットワークの軽さがあるのです。一方、偶数は「割り切れる」「余りが出ない」という特性がることから、いつだって安定しているという長所と、瞬発力には欠けるという短所があります。偶数は、一つのモノを二分できるということから、お母さんが子供を産むということにも置き換えられます。「1」が自由に動き回る数字であるなら「2」は、瞬発力には欠けますが、安定や癒しと言った女性のような性質を持っているのです。

奇数の1000年から偶数の1000年へ

 1900年代は、権力争いの100年と言っても過言ではありません。明治維新から大正にかけての海外からの輸入が多くなり、文化も大きく変わりました。その後世界大戦を経て、更に高度成長期を越えてきます。そしてバブル崩壊。1800年代の江戸時代の統制とは違った権力争いの100年だったと言われています。1900年代は、1+9+0+0で「1」。しかも右に2つの「0」。権力争いに負けると社会からつまはじきにされ、生きていくのもままならない状態になるのです。

 ところが、2000年を目前に、経済が崩壊の方向に向かいます。これは、権力争いの終息を意味しています。そして、2008年のリーマンショックを経て2012年に70円にまで円高を進めてしまうのです。面白いもので、この2008年以降少しずつではありますが、「2」の時代の流れが主流になってきます。今はどうでしょうか?1900年代に疎外されていた「性同一性障害」の人たちがとても暮らしやすい世の中になってきています。これもまた、「2」の数字のなせる業なのです。

2000年代ってどんな世の中になっていくの?

 2000年代に入って既に21年経ちますが、世の中は、まだまだ手探りで落としどころを探っている状態です。今回の新型コロナに関しても世界中で落としどころを探っています。旗をもって「俺についてこい!」というリーダーが出てこないのも、「もうそういう時代ではない」ということを世界中のだれもが潜在的に感じているのです。

これからは女性の時代ではなく「女性性」の時代です。

 日本やアメリカの政治経済を見てもわかりますが、権力を争うだけのリーダーが上に立つことは、今後はどんどん減少していきます。バイデン大統領も菅総理も昭和時代のリーダー気質はありません。「みんなの意見を取り入れて、みんなにとって良い方法を探っていく人」世の中はそんな人を待ちわびています。たまに「2000年代は女性の時代だ」と言ってる方がいますが、私は少し意見が違います。「女性性を持った男性が活躍する時代」だと思っています。

「女性の時代だ!」と、男性を隅に追いやるのは権力争いをしているのと同じ

  男性と女性、奇数と偶数のお話を先述しましたが、1000年代になっても2000年代になっても変わらないものがあります。それは、性別や性格など生まれ持った先天的なものです。いくら女性性の時代になったといっても、女性が男性の上に立つということではありません。「男性主導で女性と対等にかかわれる世の中」というのがこれからの主流です。昭和時代の言葉に「紳士」「淑女」という言葉がありますが、お互いに敬い尊敬する心は忘れてはならないのです。

これからの時代は、誰かの上に立とうとするとうまくいきません。

  こちらの序章の最後のお話になります。新型コロナに影響されて、色んなネットビジネスが流行っています。もし、ネットビジネスを始めようと思ったら、このビジネスは、他社貢献になるものなのかただ自分の利益のためのモノなのかを見極めてください。WINWINになることなく、自分が潤うことが前提で始めるビジネスだとしたら、それは、ただお金が相手から自分に移動するだけで、あなたが裕福になった分、誰かが貧乏になっているということ。1900年代の権力争いと何ら変わらないのです。

これからの時代は、誰かの上に立とうとするとうまくいきません2

 じゃあ、どうしたらよいかと言うと、まずは「今ある場所で咲く」ということです。今いる会社、今起こしている仕事、家庭、コミュニティなど、自分が所属しているところを自分の心地よい場所にかえるのです。そして、今る場所が幸せで豊かで、もっとこの輪を広めたいと思ったときが新しいことを始める時。「あなたのグループ羨ましい」「あなたのグループに入れて」と希望者が寄ってきて、「でもこれ以上入れたら飽和状態になってしまう」という時です。

2021年9月、大変化の年の大変化の月です。

 他のブログで、大変化の年の大変化の月の過ごし方についてお話していますが、大変化というのは「大きな変化」。やみくもに変わればよいというものではありません。世間で「風の時代だからいい風に乗りましょう」「どんどん自分の身の回りを変えましょう」といいますが、その言葉に翻弄されてはいけません。自由に開放されるということには責任がつきものです。自由に大きく変わった結果どうなろうとも自分の責任なのです。そういった意味で、自分軸をもって変化を楽しむ知識と知恵が必要になります。

 ユダヤ人は数秘術を錬金術として活用してきましたが、お金にばかり目を向けていた結果、失敗や気づきを何度も繰り返しています。お金はエネルギーです。どうやってどんな気持ちでそのお金を得たかによって、その人の人生が大きく変わってきます。こちらを学んでくださった皆さんには、この数秘術の知恵を「独り占め」するのではなく沢山の人と分かち合って、自分も身近な人たちも幸せになる使い方をして欲しいと切に願っています。

 次章からは、10この数字ひとつひとつの特徴を分析していきます。

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