「0」と「1~9」は、別の次元の数字です。別ではありますが、どちらが「良い悪い」、どちらが「上、下」と言うことはなく、どちらも尊い存在なのです。「0」は、あの世、「1~9」は、この世を表しています。あの世とこの世は二つで一つなのです。
「0」の特徴
意味・形の由来・役割
「0」は、「何もない」と理解されていますが、「あるけど見えない」というのが本来の意味です。「0」は、「あの世」を表します。何もないけどそこにすべてが詰まっている数字であり、この世の数字である「1~9」の隣に存在するだけで、この世の数字のパワーを増幅・拡大したり、凝縮させることができる目に見えないけど壮大な力のある数字です。
長所と短所
「0」という数字が無ければ、この世の経済は発展しませんでした。「0」があるからこそ、無限大数の数字を生み出すことが出来たのです。他にも、「多方に偏ったエネルギーを真ん中に戻しエネルギーを鎮める役割」も、持っています。長所は、「この世のエネルギーを無限に拡大できる圧倒的なパワー」。短所は、「「0」それ自体では意味をなさないパワーのない数字である」と言うことです。
コラム
隣に並ぶ「この世の数字」に「命を吹き込む」役割
私たちが普段買い物をしていると、お買い得商品が目に入ります。テレビショッピングを見ていても割引金額に目が行きますね。商品の魅力もさることながら、私たちが衝動的に手を伸ばしてしまう理由が値段設定にあります。例えば「980円」という値段は1000円を出しておつりがくるという点でとても得した気分になります。「8」の右隣に「0」があると、「8」のパワーを増幅拡大させるのです。「8」は豊かさを表す数字。「この商品を手に入れると、豊かさが増幅拡大しますよ」というメッセージが隠されているのです。もしこれが「970円」だったらどうでしょう。何となく「買いたい」という気持ちが削がれるような気がしませんか?「7」は内省の数字です。気持ちが下がる商品を進んで買ったりはしませんね。私たちは無意識のうちに数字のパワーに感情を操作されている?そんな風に感じるのは私だけでしょうか?
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